みなさんこんにちは!
マグネットブロックを専門に情報をお届けしている「オオマメ」です!
2023年6月19日から「マグネットセット」というおもちゃが販売中止になりました。
(正確には販売規制でまだ販売しているショップも……。)
その理由は、磁石の誤飲による痛ましい事故が過去に発生しているからとのことでした。
当ブログでは「マグネットブロック」を中心にご紹介しているので、マグネットセットと当ブログで紹介しているおもちゃとの誤飲事故のリスクの違いについて詳しく解説し、安全に遊べることを知ってほしいと願っています。
この記事では、今大人気の「マグビルド」の事故の危険性について詳しく解説していきます。
- 販売禁止になったマグネットセットとは?
- 磁石の誤飲事故が危険な理由
- マグビルドが安全な理由
- マグビルドを安全に遊ぶために気をつけるべきポイント
マグネット玩具の誤飲事故について
まず、現在販売禁止となっている「マグネットセット」はどのようなものなのでしょうか?
磁石製娯楽用品(マグネットセット)は、複数の球体または立方体のネオジム磁石等で構成され、組み合わせることで様々な形を造形するなど娯楽目的で使用される製品。平成29年から令和4年に、子供が複数個の磁石を誤飲し腸壁を挟んで強力な磁石が引き合うことにより、開腹手術による摘出が必要となった事故が11件発生。
誤飲多数の「マグネットセット」販売不可に : Impress Watch
立方体にまとまっていますが、各ピース3~5mm程度の磁石がむき出しで、1つずつ分離できる構造。
形を自由に変えられるのは楽しそうですが、子どもには明らかに危なそうです……。
お菓子などと間違えて口に入れてしまっても、おかしくないサイズと見た目をしています。
このネオジム磁石を複数飲み込んでしまうことによって、腸壁を挟み込んでくっつき、損傷してしまい、開腹手術を行うこととなったケースが2022年までに11件発生していたそうです。
また、Amazonや楽天市場などでも簡単に手に入るようでした。
- 1ピース3~5mm程度
- 1つずつ分離する構造
- お菓子に似ている
- 以前はネットショッピングでも簡単に手に入った
マグビルドってどんなおもちゃ?
今回ご紹介する「マグビルド」もマグネットセットと同じネオジム磁石を使ったおもちゃです。
商品名 | マグビルド |
---|---|
メーカー | Kit Well(日本) |
購入可能なストア | Amazon、楽天、ヤフーショッピングなどネット販売 |
対象年齢 | 3歳以上 |
価格/1ピースあたり | 89〜128円 |
ラインナップ | セット:4セット(2023年12月現在) ピース:全4種類+車輪パーツ |
マグフォーマーとの互換性 | 無し |
磁石が内蔵されたカラフルなパネルと、透明なスロープのパーツがあり、お城のような建物をつくったり、スロープのコースを作って、ボールを転がして遊ぶことができます。
創造力、指先の巧緻性(器用に使う能力)、論理性など、子供の色々な能力を発見することができる、当サイトイチオシの知育玩具です。
マグビルドは事故のリスクがあるのでやめたほうがいい?
ではマグビルドはネオジム磁石を使用しているため、怪我や誤飲事故のリスクが高いのでしょうか?
筆者の答えは「NO」!
安全な使い方をしていれば、怪我や誤飲事故のリスクは限りなく少なく、安心して遊ぶことのできる知育玩具だと思います。
理由は以下です。
- 磁力があまり強くないため手を挟む危険少ない
- 誤飲リスクのある小さい部品がない
磁力があまり強くないため挟む危険少ない
磁石のおもちゃでは、指を挟む危険性がないかどうか気になる所だと思います。
「マグビルド」は強力なネオジム磁石を使用していますが、パネルによって磁力の強度が調整されており、優しくくっつくため、お子さんが指を挟んでもほとんど痛くありません。
誤飲事故リスクのある小さい部品が少ない
誤飲事故が発生してしまう原因は、子供の口に入ってしまうほど、小さいパーツが使われていることです。
マグネットセットは簡単に小さいパーツに分解できてしまうため、誤飲事故が多発してしまいました。
「マグビルド」はパネルの中にネオジム磁石が内蔵されており、しっかり溶接されているため、磁石自体を簡単に取り出すことができません。
そのため、磁石の誤飲を気にすることなく、安心して遊ばせることができます。
マグビルドでの磁石の誤飲事故を防ぐために注意するたった1つのこと
マグビルドで磁石の誤飲事故を防ぐために必要なこと。それは……
破損がないかしっかりとチェックすること
たったそれだけです!
「マグビルド」で磁石の誤飲事故が起こってしまう可能性があるとすれば、パネルが破損して、内蔵している磁石が外に出てしまうことです。
逆に言えば、パネルの破損に注意していれば、誤飲事故の心配をすることなく遊ぶことができます。
月に一度でも、遊んでいるパネルの破損チェックをしてあげることでかなりリスクを減らせると思います。
とはいえ、しっかりとした作りになっているので、投げたり踏んづけたりよほど乱暴に扱わなければ、そう簡単には壊れないほどの強度があるので、あまり敏感にならなくても大丈夫です。
まとめ
マグビルドの事故の危険性について解説しました。
結論は以下です。
リスクについて正しい知識を身につけ、もっとたくさんのお子さんがマグネット玩具で遊んで、自由に創作することの楽しさを知っていただけたら嬉しいです。
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